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【ドイツ】人気観光スポット。ノイシュヴァンシュタイン城への行き方やルートヴィヒ2世の生涯など徹底解説まとめ

ミュンヘンから2時間ほどで行けるノイシュバンシュタイン城は、ドイツ南部のバイエルン州にある最も有名なお城で、ディズニーランドの「眠れる森の美女の城」のモデルとして世界中から観光客が訪れる人気スポットです。

また、ロマンティック街道の最終地点としてもよく知られています。

この記事ではノイシュヴァンシュタイン城が造られた歴史やバイエルン王ルートヴィヒ2世について触れながら、行き方やおすすめ情報などを紹介しています。

ノイシュヴァンシュタイン城とは

2015年にユネスコの世界遺産暫定リストに登録されています!(本申請待ち)

ドイツにはかつて2万を超えるお城が存在していましたが、その内40%は戦争などによって破壊され城址となっており、40%は廃墟の状態、良い状態で残っているのはたった20%だそうです。

ノイシュヴァンシュタイン城は、ドイツに現存するお城の中で最も美しいと言われています。

カリフォルニア州アナハイムにあるティズニーランドのシンデレラ城モデルとしても人気です!

1869年にバイエルン王国の第4代国王ルートヴィヒ2世によって建築されたお城です。

ドイツにあるお城のほとんどは中世に建てられていますが、ノイシュヴァンシュタイン城が建てられたのは19世紀で今から150年前です。

つまり、日本の明治時代産業革命以後に建設されたお城ということになります。

1869年~1886年、1890年~1892年にかけて、当時の最新技術を駆使して建設された鉄筋コンクリート製のお城ですが、ルートヴィヒ2世亡き後に建設は中止されたので現在も未完成のままとなっています。

そのため、中に入って見学できるのは3〜5階のみです。

ルートヴィヒ2世が憧れた中世を再現した豪華なお城

前述した通り、ノイシュヴァンシュタイン城は当時のバイエルン王ルートヴィヒ2世によって建築されたお城です。

このルートヴィヒ2世とはどんな人物だったのでしょうか。

彼の生涯について以下に少しまとめてみました。

ルートヴィヒ2世は幼少期から、古代神話や中世の騎士物語に熱烈な憧れを持っており、ドイツの歌劇作家リヒャルト・ワーグナーのオペラに強く感銘を受けていました。

ワーグナーは、失敗に終わったドイツ三月革命の首謀者だったためドイツを追われ、近隣国で貧しい亡命生活をしていましたが、バイエルン王ルートヴィヒ2世はワーグナーを見つけ出し、わざわざバイエルンに呼び寄せ、借金の完済に多額の年金や豪華な家を与え、ワーグナーのオペラを鑑賞するための劇場を建てるほど心酔していました。

それほどルートヴィヒ2世はワーグナーのことを敬愛しており、彼の創作する世界に酔いしれていました。

当時のバイエルンは戦争に負け、多額の賠償金の支払いを抱えており財政難に陥っていたにも関わらず、ルートヴィヒ2世は膨大な費用を自分が好きな音楽と建築に注ぎました。

そして、憧れだった中世の騎士物語の世界を再現すべくノイシュバンシュタイン城を含め豪華なお城や宮殿を次々と建築していきました。

ノイシュヴァンシュタイン城をデザインしたのは、建築家や技術者ではなく、劇場の舞台装置や舞台美術を手掛けていた画家クリスチャン・ヤンクでした。

そのため、歴史ある中世のお城のような頑丈な石造りではなく鉄骨コンクリート製で、防衛はもちろん、耐久性も低く、居住するに向いていない構造だと言われています。

統的な建築様式にも見えますが、お城としての機能性よりも見た目をとことん追求しており、城主であるルートヴィヒ2世の並々ならぬこだわりが見えます。

次第にルートヴィヒ2世は「狂王」「メルヘン王」と呼ばれ、ますます自分の世界に引きこもるようになりますが、自分の憧れや趣味のために湯水の如くお金を使い続けた結果、国の財政はどんどん悪化していきました。

事態を重く見た家臣たちは、ルートヴィヒ2世を精神鑑定にかけて精神病と認定し、統治不能として廃位させベルク城に幽閉させました。

その翌日、シュタルンベルク湖でルートヴィヒ2世と医師の亡骸が発見され、40歳という若さで亡くなりました。

未だにその死の原因は解明されておらず様々な説が語られています。

ノイシュヴァンシュタイン城に居住していた期間はわずか172日間でした。

実はルートヴィヒ2世は、お城には選ばれた者しか入れないという考えから自分の死後はノイシュバンシュタイン城を取り壊すように指示していました。

しかし、1886年から有料で一般公開されるようになり、今では世界中から年間100万人以上もの観光客が訪れる人気観光スポットとなっています。

ノイシュヴァンシュタイン城の意味

お城はドイツ語で「Burg (ブルク)」「Schloss (シュロス)」という2つの単語があります。

  • 「Burg (ブルク)」防衛目的、敵からの侵略や攻撃を防ぐための建物のことです。
  • 「Schloss (シュロス)」16世紀頃から建てられた王族が居住するために華美な装飾を施した建物のことです。

ノイシュヴァンシュタイン城は「Schloss(シュロス)」で、ドイツ語ではSchloss Neuschwanstein(シュロス ノイシュヴァンシュタイン)と言います。

ちなみに、「ノイ(Neu)」とはドイツ語で「新しい」という意味で、「シュバン(Schwan)」とはドイツ語で白鳥という意味です。

なので、ノイシュヴァンシュタインは日本語で『新しい白鳥城(!?)』と言えます。笑

ノイシュヴァンシュタイン城への行き方

ノイシュヴァンシュタイン城は、ドイツ南端のオーストリア国境近いオストアルゴイ郡フュッセンの東南東「ホーエンシュバンガウ」という場所に位置しています。

近隣には、ルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごし、彼の父親が所有していたホーエンシュヴァンガウ城があり、ロマンティック街道の終着地である周辺の街並みが素敵な所です。

フランクフルトからは420キロほど、ミュンヘンからは120キロほど離れており、いくつか手段があります。

ツアーを利用する

ノイシュバンシュタイン城は、自力で行くには少し難易度が高いお城です。

そのため観光客はミュンヘン発着の現地日帰りオプショナルツアーを利用する人が多いです。

旅行シーズンは売り切れでチケットが取れない場合があるのでご注意ください。

車で行く

車は自由度が高いので、景色を楽しみながら自分のペースで行くことができます。

ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城までは120キロ1時間30分くらいかかります。

道のりはシンプルなハイウェイ一本道で、渋滞もほとんどないのでスムーズに到着できます。

道中の田舎道や広大に広がる土地を走るのはとても気持ちがいいです。

ホーエンシュヴァンガウに到着すると大きな駐車場があるのでそこに車を停めましょう。

8ユーロ(現金払いのみ)です。

写真:駐車場の入り口

電車とバスを利用して行く

電車でミュンヘンからフュッセンまで行き、そこからバスでノイシュヴァンシュタイン城のふもとの町ホーエンシュヴァンガウまで向かう方法です。

  1. ミュンヘン→フュッセン 120分 
    バイエルン地域鉄道『BRB』は直行便で行けます!
  2. フュッセン→ホーエンシュヴァンガウ 10分 片道2.4ユーロ(現金払いのみ) 

バスまたはタクシーを利用しましょう。

バスは電車の到着時間に合わせてのダイヤで1時間に1本〜3本、バス停番号は「5」から発着します。

切符はバス車内で運転手さんから直接購入しましょう。

長距離バスで行く

ミュンヘンのバス乗場「ZOB Munich」から、FlixBusという長距離バスでホーエンシュヴァンガウまで行くことができます。

時間は130分くらいかかります。

 

ホーエンシュバンガウからノイシュヴァンシュタイン城への行き方

ノイシュヴァンシュタイン城は「ホーエンシュヴァンガウ(Hohenschwangau)」の高台に位置しています。

ホーエンシュヴァンガウのふもとからお城の入り口までは、距離にして約1.4kmほどあり「徒歩」「バス」「馬車」のいずれかでアクセスする事ができます。

写真:ホーエンシュヴァンガウのふもとにあるチケットセンター

https://neuschwansteintickets.com

徒歩で山道を登る

約1.4kmの山道を登るので体力に自信のある方、山登りが好きな方におすすめです。

天気の良い日は自然を満喫できて楽しいと思います。

現地では、トレッキングやサイクリングの格好をした人が多くいました。

徒歩の場合、30分~40分くらいかかります。

シャトルバスを使う

上り1.8ユーロ、下り1ユーロ、往復券2.60ユーロ

10分くらいで到着します。

冬季のバスは、積雪により運休の可能性があるのでご注意ください。

馬車に乗る

馬車は2台あり、2頭の馬が頑張ってお城まで運んでくれます!

12人乗り 片道7ユーロ(現金払いのみ)

乗る直前に運転手さんにお金を支払い、チケットを受け取ります。

10分〜15分くらいで到着します。

徒歩で行くよりも快適で、

この日は雨が降っていたのですが、馬車は屋根があるのであまり濡れずにすみました。

普段なかなか馬車に乗るチャンスがないので楽しかったです。

ついにノイシュバンシュタイン城に到着!

長い過程を経てついに辿り着きました!

正面から見上げたノイシュヴァンシュタイン城は豪華で迫力満点です。

こちらは鉄筋コンクリート製のお城側面です。

8月上旬のこの日はあいにくの雨で雲が多かったのですが、ここから一面に広がる田園の景色を見ることができます。

いい景色でした。

見学ツアーに参加する

写真:見学ツアーの入り口

城内の見学はツアーへの参加が必須になっています。

ふもとのホーエンシュヴァンガウにあるチケット売り場で事前にツアーのチケットを購入するか、オンラインで購入しましょう。

ノイシュヴァンシュタイン城ではツアーチケットは販売されていないのでご注意ください。
  • 4月~9月の春夏 9時~18時
  • 10月~3月の秋冬 10時~16時

ツアー見学できるのは4階と5階のみ(他の階は未完成)となっています。

4階ではワーグナーの世界を再現した「控えの間」や城内で最も豪華と言われる「王座の間」、人工的に造られた鍾乳洞などを見学できます。

5階では祝賀会場として造られた「歌人の間」が必見です。

この部屋はルートヴィヒ2世が最もこだわった部屋だと言われていますが、一度も使うことなく亡くなってしまいました。

内部の撮影は禁止されていますが、歌人の間へ向かう通路のバルコニーから外の風景を撮るのは許可されており、ここからルートヴィヒ2世の父親が所有するホーエンシュヴァンガウ城を見下ろすことができます。


ツアーでは日本語のオーディオガイドを利用することができるので、ぜひチケット購入時にリクエストしましょう。

ノイシュヴァンシュタイン城のこだわりや部屋の説明が聴けるのでおすすめです。

オーディオガイドは入場後に受け取ります。また、見学の際に大きな荷物は持ち込めないのでご注意ください。

 

絶景スポット『マリエン橋(Marienbrücke)』から撮影

写真:ノイシュヴァンシュタイン城とマリエン橋

お城を綺麗に撮影したい場合は、お城の撮影の定番スポット『マリエン橋(Marienbrücke)』がおすすめです。

ノイシュヴァンシュタイン城から15分、バス停からは5分ほど歩いた所にあり、ここではホーエンシュヴァンガウの田園風景をバックにお城を撮影することができます。

マリエン橋は観光客のためにかけられた橋ではなく、今から170年以上も前から元々あったものみたいです。

人気スポットのため観光シーズンは混雑することもありますが早い時間帯は比較的空いています。

マリエン橋の名前の由来は城主ルートヴィヒ2世の母親マリー・フォン・プロイセンからとられたものです。

<悲劇>冬季のマリエン橋には要注意

冬季のマリエン橋は雪などの天候の関係や足元が滑りやすくなるためほぼ閉鎖されています。

また、定期的にメンテナンス工事をしているためタイミングが被ると残念ながらマリエン橋へ行くことができません。

どうしてもマリエン橋へ行きたい場合は冬季は避けて訪れましょう。

周辺のおすすめスポット

ホーエンシュヴァンガウ城

ルートヴィヒ2世の父マクシミリアン2世が廃墟になっていたお城を購入し、12世紀にネオゴシック様式に改築、所有していたお城です。

ルートヴィヒ2世もここで幼少時代を過ごしていました。

現在はホテルとして宿泊することが可能で、ここからノイシュバンシュタイン城を眺めることができ人気になっています。

ノイシュヴァンシュタイン城とセットになっているチケットも販売されているので合わせて訪問してみることをおすすめします。

ロマンチック街道

ロマンチック街道はヴュルツブルクからフュッセンまでの約366kmの道のことです。

田園風景やアルプスの山々、牧場などの風光明媚な景色が続き、ドイツの自然、文化、歴史が楽しめます。

夏期はフランクフルトとフュッセンを結ぶヨーロッパバスが便利で、主な街で観光を兼ねた休憩が30分程度あり、1日で街道を巡ることができます。

冬期は便数が減り、ローカル線や路線バスを乗り継がなければならないので、かなり時間がかかってしまいます。

フュッセン(Füssen)

緑と水に囲まれ、パステルカラーのかわいい建物が立ち並ぶフュッセンはロマンチック街道の終着地です。

小1時間で散策して回れる程の小さな町ですが、面白いスポットがいくつかあるので長居しても飽きません。

おすすめの観光スポットは聖マンク修道院です。

聖マルク修道院は、8世紀から1802年まで修道院として使われ、現在は内部を市立博物館として公開しています。

ここにある絵画『死の舞踏』は、さまざまな階級の人が骸骨と踊っている様子が描かれています。

まとめ

 

ノイシュヴァンシュタイン城は19世紀にルートヴィヒ2世が憧れた中世の世界を具現化するために建設されたお城です。

こだわり抜かれた部屋の見学や写真スポットからの撮影、周辺の散策など存分に満喫してきてください。

お城の歴史や登場人物について知っておくと更に楽しめます。

また、ノイシュヴァンシュタイン城は季節によって全く違う見え方(写り方)をするので何度行っても飽きません。

私は、次は冬の雪化粧を見にいってこようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、Have a nice trip!!

Tschuß〜!

 

 

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